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純白のうどんと赤い梅干しで年明けを祝う

季節が3月になってしまったけど、年明けうどんとは年越しそばに対抗して「さぬきうどん振興協議会」が年明けに「縁起を担いで食べる麺類」として2009年にうちだしたものです。
純白のうどんと赤い食材を入れて新春をお祝いします。
赤い食材には梅干しが多いですが、赤い食材に決まりはなく梅干しのほかにも紅いかまぼこや人参なども使われることもあります。
ちなみに、黒白の「ケ」に対し紅白は「ハレ」、すなわちおめでたいとされていますが、これには様々な説があります。
源平合戦で源氏が白旗、平家が紅旗を掲げ戦ったことからこの旗が両方並べられる世の中は平和だとする説、生まれたばかりの子供は肌が赤く死ぬときには白装束を纏うことから人の一生を表すとする説などがあります。
食べる期間は元旦から1月15日の小正月の日まで食べるとされています。
大家族はもちろん、年末年始が仕事であったり、休みが短く帰省ができないなどの理由で一人や少人数でのお正月でも手軽におめでたい気分を味わえるのが特徴です。
全国各地のうどん店でも食べることができます。
紅白のロゴマークが入ったのぼりやポスターが目印となっています。
各店の独自メニューもあるようです。
家庭で外食で年明けうどんをお試しください。

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